【市況】29日の日本国債市場概況：債券先物は152円64銭で終了

＜円債市場＞
長期国債先物2019年3月限
寄付152円70銭 高値152円72銭 安値152円62銭 引け152円64銭
売買高総計17054枚

2年 396回 -0.160％
5年 138回 -0.160％
10年 353回 0.000％
20年 167回 0.460％

債券先物3月限は、152円70銭で取引を開始。前日のNY市場での中国経済の減速懸念による米株安・長期金利低下を受けて、買いが先行し、152円72銭まで上げた。その後、ドル・円が下げ渋り、日経平均株価が小幅ながら切り返して引けたことから売りが優勢になり、152円62銭まで下落した。現物債の取引では、全年限が売られた。

＜米国債概況＞
2年債は2.58％、10年債は2.74％、30年債は3.06％近辺で推移。
債券利回りはやや低下。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は0.21％、英国債は1.27％、オーストラリア10年債は2.23％、NZ10年債は2.31％。（気配値）


[本日の主要政治・経済イベント]
・23:00　米・11月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数（前年比予想：+4.89％、10月：+5.03％）
・24:00　米・1月消費者信頼感指数（予想：124.0、12月：128.1）
・03:00　米財務省7年債入札（320億ドル）
・米連邦公開市場委員会（FOMC、30日まで）
・英議会がEU離脱代替案や複数の議員提出の修正案を審議・採決

《KK》

　提供：フィスコ