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【市況】個人投資家スマイルマン:景気減速懸念の中でも成長はある!業績拡大が続く高成長2銘柄に注目!!【FISCOソーシャルレポー

日電産 <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家スマイルマン氏(ブログ「脱サラSの急騰銘柄監視日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年1月23日17時に執筆

株ブログ『脱サラSの急騰銘柄監視日記』を執筆しているスマイルマンと言います。

日経は薄商いでヨコヨコの展開が続いている事から新興市場に資金が流れ、相対的にではありますが、活況な状況が続いており、個人投資家には良い相場と言えるでしょう。

しかし、日本電産<6594>の下方修正等からもわかるように、貿易戦争の影響が世界中で出始めてきており、業績悪化、景気後退への懸念は頭に入れておかないと行けません。そんな状況の中でも新興市場の中には業績拡大が継続している銘柄が多くあるのも事実で、こういった銘柄の押し目や初動を狙っていくのがいいでしょう。

メディアドゥ<3678>

スマートフォンやタブレット端末向けに電子書籍を配信しております。有料音楽配信は減少しておりますが、「LINEマンガ」など大型電子書店へ電子書籍取次が堅調。

同社は1月15日に第3四半期決算と同時に業績修正を発表しております。特別損失を計上する事から純利益は赤字となりますが、売上高以下は予想よりも上振れる修正を出している事から業績自体は好調に推移していると言ってよさそうです。

海賊版サイトである「漫画村」が閉鎖以降想定を上回る伸びを見せておりこれが業績修正要因と会社側は発表しております。ユーザーの電子書籍利用が定着してきた事などもあり、これも同社の業績には追い風となるでしょう。

また決算発表と同時に世界最大級のアニメ、マンガのコミュニティサイトを運営している「マイアニメリスト」を買収する事も発表しておりこれも今後の業績拡大に大きく寄与してくる事が考えられます。大株主に小学館、講談社、集英社等の出版大手が名を連ねているものも強みといえ、ここからの値動きには期待です。

グノシー<6047>

情報収集サービスを展開している会社になります。「グノシー」やニュース配信の「ニュースパス」女性向け「ルクラ」を運営しております。

1月15日に第2四半期の決算発表を行っております。前年同期比ベースで大幅な増収増益を達成している事から業績は絶好調で推移していると言えます。純利益の進捗率が通期予想に対して70%を超えている事からもどこかで上方修正をしてくる可能性が高いとみています。

主力サイトである「ニュースパス」「ルクラ」のアクティブユーザー数が堅調に推移している事や子会社化したゲームエイトの業績が非常に好調で、これらも業績拡大に大きく寄与しております。決算と同時に発表した中長期ビジョンで3年後の目標として売上高の年間30%成長を掲げており、これも株価にはプラスに働くでしょう。

ブロックチェーン事業においても日本マイクロソフトと協業し、コンサルティング、技術支援の展開拡大を進めており今後の展開次第ではこちらも大きく株価を上げる材料となる可能性があるでしょう。決算後大きく乱高下する場面もありましたが、業績拡大が続いている間は上がってくる可能性が高く中長期でまだまだ上が狙える銘柄と見ております。

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執筆者名:スマイルマン
ブログ名:脱サラSの急騰銘柄監視日記

《SF》

 提供:フィスコ

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