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【市況】注目銘柄ダイジェスト(前場):JIGーSAW、JDI、関ペイントなど

マキタ <日足> 「株探」多機能チャートより

マキタ<6586>:3855円(-170円)
大幅続落。昨日の米国市場では、電動工具メーカーのスタンレー・ブラック・アンド・デッカーが、2019年度の利益見通しが市場予想を下回ったことで15.5%の急落となっている。通期EPSは最大で8.65ドルと予想、市場予想の8.80ドルを下回っている。世界トップ企業の業績悪化見通しを受けて、国内最大手の同社にも影響懸念が強まる展開になっているとみられる。海外投資家の売りが中心と観測される。


ハーモニック<6324>:3450円(-90円)
大幅に6日ぶり反落。19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)の受注高が前年同期比59.9%減の198.32億円になったと発表している。内訳は、減速装置が63.0%減の163.02億円、メカトロニクス製品が34.6%減の35.29億円。米中貿易摩擦の影響などから中国で設備投資が手控えられたほか、その他の地域でも半導体設備投資計画の延期などがあった。売上高実績は36.5%増の383.99億円だった。


SUBARU<7270>:2404.5円(-153円)
大幅続落。国内唯一の完成車工場である群馬製作所の稼働を16日から停止していることが分かったと報じられている。外部から調達している電動パワーステアリングの一部に不具合が見つかったもようで、再開のめどは立っていないようだ。影響は既に1万台以上に達しているほか、リコールに発展する可能性もあるなど、業績への影響が懸念される展開に。相次ぐ不正発覚の後だけに製品品質への信頼感が一段と低下する状況にもなっている。


ジャストプラ<4287>:682円(+26円)
大幅に4日ぶり反発。千葉県船橋市の男子プロバスケットボールチーム、千葉ジェッツふなばしのホームアリーナ(船橋アリーナ、千葉ポートアリーナ)でスマートフォンオーダーシステム「Putmenu」を運用し、機会損失を解消してフードラウンジ全体の売上が前節に比べ約25%増加したと発表している。また、販売処理効率が上がり、Putmenuによるピーク時の販売数はレジ販売の約2倍に達したという。


JDI<6740>:87円(+7円)
買い優勢。台湾のタッチパネル部品製造会社であるTPKホールディングや中国の国有ファンドでるシルクロード・ファンドと資本提携交渉に入っていると米紙で伝わっている。30%程度の出資を受け、その後に追加出資を受ける可能性もあるとされている。12月にも、中国企業との支援交渉が伝わっているが、順調な交渉の進展が確認される状況ともなり、あらためて今後の経営再建に向けての期待感も高まっているもよう。


関ペイント<4613>:1965円(+114円)
大幅反発。ジェフリーズ証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「ホールド」に格上げ、目標株価も1470円から2000円に引き上げている。原油価格の下落によるマージンの改善を業績予想に反映したことが、評価引き上げの背景になっているもよう。また、国内販売は横ばい推移も、インドでは10%程度の拡大が続くなど、アジア地域での販売数量拡大を見込んでいるようだ。


東製鉄<5423>:935円(+15円)
大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、経常利益は119億円で前年同期比10.9%増と2ケタ増益になった。上半期は減益決算であったため、10-12月期は収益の好転が確認される状況となっている。また、通期予想は従来予想の130億円から155億円にまで上方修正、市場コンセンサスも上振れる形になっている。好決算評価に加えて、発行済み株数の2.36%にあたる330万株、30億円を上限とする自社株買い実施発表も買い材料視される。


JIGーSAW<3914>:2694円(+270円)
大幅に3日ぶり反発。5万株(2億円)を上限に自社株買いを実施すると発表した。取得期間は23日から7月22日まで。発行済株式総数(自社株を除く)の657万8473株に対する割合は0.76%。株主還元の強化・資本効率の向上に加え、機動的な資本政策などを実行することが目的。前日までの続落を受けて値頃感が高まっていたことも買いにつながっているようだ。

《ST》

 提供:フィスコ

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