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【特集】ハイアス Research Memo(3):不動産市場特化のコンサル事業展開、ビジネスモデルパッケージ等を提供

HyAS&C <日足> 「株探」多機能チャートより

■事業概要

ハイアス・アンド・カンパニー<6192>は、地域の中小企業(建設業者、工務店、不動産仲介業者など)を会員組織としてネットワーク化を図り、これらの会員企業に対して、同社の2本柱となるパッケージソリューションを提供するという事業を展開している。それは、業態転換の必要性を持つ企業には「ビジネスモデルパッケージ」を、経営(事業)におけるプロセスや機能の効率化が必要な企業には「経営効率化パッケージ」をというように、それぞれの企業の状況に応じて最適なソリューションを提供するというものである。同社のパッケージはIT系ベンダーが提供するパッケージソフトのようなものにとどまらない。勿論、同様のサービスをクラウドサービスとしても提供するが、建材などのハードウェアも含み、工法技術や売り方・経営管理手法などのノウハウの提供・教育など、顧客である建設業者・工務店などが求めるビジネスモデル全体を提供するものである。さらに、一般消費者向けに、同社連結子会社(株)ansを通じて、住宅購入に必要な情報を提供する住宅購入支援のサービスを行っている。会員企業数は2018年10月末現在で1,443社、住宅・不動産・建設会社、専門工事会社、工務店などである。

同社は不動産市場における上記のような企業及び一般消費者(住宅購入者、リフォーム検討者、土地などの所有者、不動産投資家)を顧客としているが、一般の不動産事業会社のように好不況の波の影響を受けることはあまりない。顧客である企業・一般消費者は好不況の波によって、設備投資や消費購買を調整するが、同社の中核事業はコンサル事業であり、むしろ顧客企業・一般消費者からの不況時における相談がビジネスチャンスにつながる場合もある。また、豊富に取りそろえたパッケージソリューションが、企業・一般消費者のそれぞれのライフサイクルに応じたニーズに対応することで継続的な事業拡大が期待できる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)

《HN》

 提供:フィスコ

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