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【市況】概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は4日ぶりに反発、アルミ大手UCルサール(RUALR)の大幅反発

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

【ブラジル】ボベスパ指数 95351.13 +1.01%
17日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比958.06ポイント高(+1.01%)の95351.13で取引を終えた。93950.44から95681.81まで上昇した。

小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気の加速観測が好感された。バンクオブアメリカ・メリルリンチ(BOA/ML)は最新リポートで、2019年のブラジルの成長率が3.5%まで加速するとの見方を示した。構造改革の推進や消費・投資拡大が成長率を押し上げると指摘した。外部環境では、米中通商交渉の進展期待が再び高まっていることが支援材料となった。

【ロシア】MICEX指数 2440.15 -0.18%
17日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比13.04ポイント高(+0.54)の2447.64で取引を終了した。2425.51から2447.64まで上昇した。

前日の終値近辺でもみ合った後は終盤にプラス圏を回復した。アルミ大手UCルサール(RUALR)の大幅反発が指数をサポートした。米国が同社に実施している制裁を解除する可能性があるとの見方が好感された。また、中国が大型景気対策を実施するとの観測も支援材料となった。

【インド】SENSEX指数 36374.08 +0.15%
17日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比52.79ポイント高(+0.15%)の36374.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同14.90ポイント高(+0.14%)の10905.20で取引を終えた。

後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。景気対策への期待が高まっていることが支援材料。モディ政権が2019年の総選挙向けに追加の景気対策を打ち出す可能性が高いとの観測が好感された。また、利下げ期待が高まっていることも引き続き支援材料となった。

【中国本土】上海総合指数 2559.64 -0.42%
17日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比10.79ポイント安(-0.42%)の2559.64ポイントと3日ぶりに反落した。

米中関係のもつれが警戒される。米紙は16日、「米通信会社の企業秘密を盗んだ疑いで、米政府が中国通信設備メーカーの華為技術(ファーウェイ)を捜査している」と消息筋情報として報道した。近く起訴する可能性があるという。米中貿易摩擦問題の解決を目指し、1月末に両国は閣僚級の協議を予定しているものの、成り行きに対する不安感が漂った。ただ、指数は小高く推移する場面もみられている。中国の政策に対する期待が強まる状況だ。財政部や国家発展改革委員会など中国当局が相次いで景気対策に言及する中、市場では「新4兆元政策」への期待感が広がりつつある。

《CS》

 提供:フィスコ

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