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【特集】アンビション Research Memo(4):19年6月期1Qから利益計上できる企業体質に変貌

アンビション <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

AMBITION<3300>の2019年6月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比90.7%増の6,320百万円、営業利益が272百万円(前年同期は50百万円の損失)、経常利益が228百万円(前年同期は53百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が128百万円(前年同期は41百万円の損失)と大幅な増収とともに第1四半期からの利益計上を達成した。

主力のプロパティマネジメント事業におけるサブリース戸数が9,631戸(前年同期比8.0%増)と堅調に伸びたことに加え、サブリース入居率が95.2%(2017年9月末は93.8%)と1.4ポイント向上し、増収増益につながった。例年の第1四半期は人々の異動が少ないため、確保した物件の入居率を高めるのに苦労してきた。増益基調が鮮明になった理由としては、スケール効果が効く規模に達したことや、不動産テックを積極的に取り入れて生産性を上げてきた成果が顕在化したことが挙げられる。また、サブリース以外も含む管理戸数全体も17,578戸(前年同期比12.4%増)とさらに増加した。インベスト事業ではヴェリタスが2017年10月から連結され、2018年9月末までに61件(売上高約19億円分)の引き渡しが順調に完了した。都内のプレミアムエリアに新築投資用デザイナーズマンションを開発しており、安定した資産価値が支持され、販売は早期完売が続く。

プロパティマネジメント事業の増益に加え、インベスト事業の連結により、季節変動に影響を受けず、第1四半期からの利益計上ができる企業体質に変貌した。売上総利益率は6.0ポイント改善、営業利益率も5.8ポイント改善した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《RF》

 提供:フィスコ

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