【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … マネフォ、ＲＰＡ、串カツ田中　(1月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月11日から15日の決算発表を経て16日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.3　シンメンテ <6086>
　19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比94.5％増の5億7000万円に拡大し、通期計画の5億0400万円に対する進捗率が113.1％とすでに上回り、さらに5年平均の85.1％も超えた。

★No.4　ファンクリＧ <3266>
　18年11月期の連結経常損益は2300万円の赤字(前の期は1億7500万円の黒字)に転落したが、従来予想の3000万円の赤字を上振れて着地。

★No.6　ウォンテッド <3991>
　19年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の9500万円に急拡大し、通期計画の3億3000万円に対する進捗率は28.8％に達し、さらに前年同期の15.8％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3236> プロパスト 　　ＪＱ 　 +24.19 　　1/15　　上期　　　 -4.81
<7808> ＣＳランバー 　ＪＱ 　 +20.24 　　1/15　本決算　　　　　－
<6086> シンメンテ 　　東Ｍ 　 +15.12 　　1/15　　　3Q　　　 94.54
<3266> ファンクリＧ 　ＪＱ 　 +15.00 　　1/15　本決算　　　　黒転
<2722> アイケイ 　　　東２ 　 +14.76 　　1/15　　上期　　　-56.49

<3991> ウォンテッド 　東Ｍ 　 +14.29 　　1/15　　　1Q　　　239.29
<2404> 鉄人化計画 　　東２ 　 +10.39 　　1/15　　　1Q　　　　赤縮
<3823> アクロディア 　東２　　 +8.74 　　1/15　　　1Q　　　　　－
<3907> シリコンスタ 　東Ｍ　　 +7.60 　　1/15　本決算　　　　黒転
<3994> マネフォ 　　　東Ｍ　　 +6.80 　　1/15　本決算　　　　赤拡

<7719> 東京衡機 　　　東２　　 +6.12 　　1/15　　　3Q　　　　黒転
<4361> 川口化 　　　　東２　　 +4.09 　　1/15　本決算　　　-37.24
<3021> ＰＣＮＥＴ 　　東２　　 +3.44 　　1/15　　上期　　　 84.13
<3174> ハピネス＆Ｄ 　ＪＱ　　 +3.00 　　1/15　　　1Q　　　　赤縮
<9264> ポエック 　　　ＪＱ　　 +2.45 　　1/15　　　1Q　　　　赤拡

<5817> ＪＭＡＣＳ 　　東２　　 +1.27 　　1/15　　　3Q　　　　赤転
<6572> ＲＰＡ 　　　　東Ｍ　　 +0.72 　　1/15　　　3Q　　　 59.05
<3547> 串カツ田中 　　東Ｍ　　 +0.16 　　1/15　本決算　　　　5.26

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース