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【材料】日本色材がカイ気配スタート、1対2株の株式分割と第3四半期好決算を評価

日本色材 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本色材工業研究所<4920>がカイ気配スタートとなっている。前週末11日の取引終了後、2月28日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。投資単位当たりの金額を引き下げ、より投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性を高め、投資家層の拡大を図ることが目的という。

 また同時に発表した第3四半期累計(18年3~11月)連結決算が、売上高85億6500万円(前年同期比8.0%増)、営業利益6億6700万円(同31.5%増)、純利益4億9000万円(同21.7%増)と大幅増益となったことも好材料視されているようだ。

 日本国内におけるインバウンド/アウトバウンド需要の取り込みや、国内化粧品メーカーによるアウトソーシングの拡大に伴い受注が増加したことに加えて、フランス連結子会社の売上高が順調に推移したことが牽引した。

 なお、19年2月期通期業績予想は、売上高113億6500万円(前期比9.3%増)、営業利益8億5300万円(同32.0%増)、純利益5億5300万円(同7.9%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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