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【材料】宝印刷は反落、原価率悪化響き11月中間期は増収減益

宝印刷 <日足> 「株探」多機能チャートより
 宝印刷<7921>は反落している。27日の取引終了後に発表した第2四半期累計(6~11月)連結決算が、売上高96億8700万円(前年同期比10.2%増)、営業利益12億8400万円(同3.0%減)、純利益9億1200万円(同3.9%減)と増収減益となったことが嫌気されている。

 金融商品取引法関連製品で目論見書の売り上げが増加したほか、法定開示書類作成支援ツール「X-Smartシリーズ」の導入顧客数が増加したことが貢献。また、株主優待関連の売り上げ増加やイーツーを連結化したことでその他製品の売り上げが増えたことも売上高を押し上げた。ただ、償却費の増加で原価率が悪化したほか、販管費も増加し利益を圧迫した。

 なお、19年5月期通期業績予想は、売上高169億円(前期比7.0%増)、営業利益16億円(同4.3%増)、最終利益12億円(同8.0%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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