市場ニュース

戻る
 

【通貨】今日の為替市場ポイント:米FOMC会合の結果判明を待つ状況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

18日のドル・円相場は、東京市場では112円86銭から112円47銭まで下落。欧米市場でドルは一時112円25銭まで続落し、112円50銭で取引を終えた。

本日19日のドル・円は、112円台で推移か。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明を待つ状況となっており、目先的にリスク選好的なドル買い・円売りは抑制される見込み。

今回のFOMC会合で0.25ポイントの追加利上げが決定される見込みだが、2019年の金利見通しについてはいくつかの見方が存在しているようだ。利上げは1回にとどまるとの見方が増えており、この影響で米国債2年の利回り水準は昨年9月以来の水準まで低下している。(2.64%近辺)市場関係者の間からは「インフレ率(コアPCE)が直近の水準で推移した場合、政策金利は2.75%ないし3.00%が上限となる可能性が高い」との声が聞かれている。

なお、一部市場参加者は2019年12月に利下げが実施される可能性があると指摘しているようだが、世界経済の成長ペースがFOMCの想定を下回る状態が続いた場合、早ければ来年後半に利下げの是非について議論されてもおかしくない。

《CS》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均