【テク】日経平均テクニカル：反発、3分の1戻しに届かず

日経平均は反発。ローソク足は陽線を引いたが、上げ幅は132.05円と先週末の下げ幅441.36円の3分の1戻しには届かず、大幅安後の反動高の域を出なかった。5日線を除き25日線など主要な移動平均線は下降を続けた。一目均衡表では、日々線が雲下で推移。基準線は横ばいを維持したが、先週末に基準線を下放れた転換線は急角度で下降し、短期的な下落圧力の強さを示唆した。ボリンジャーバンドでは、終値が-1σを上回ったものの、ザラ場で-1σを割り込む場面もあり、上値は重かった。東証1部の売買代金が2兆0651億円と、9月10日以来の水準に落ち込んだことも弱気材料。
《FA》

　提供：フィスコ