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【市況】日経平均は16円高でスタートも、上値の重い展開に/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 21391.73 (+16.90)
TOPIX  : 1592.70 (+0.54)

[寄り付き概況]

 12月17日の日経平均は前週末比16.90円高の21391.73円と小反発でスタート。14日の米国株式相場でダウ平均は496.87ドル安の24100.51、ナスダックは159.67ポイント安の6910.67で取引を終了。世界経済の減速懸念からアジア・欧州株がほぼ全面安となった影響を受けた格好。また、原油安や米長期金利の低下も嫌気され、終日大幅下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の21225円となっていたが、中国の11月鉱工業生産や小売売上高の伸び鈍化の影響は前週末に織り込み済みではあり、上値は重いもののひとまず買いが先行した格好。とは言え、世界的に不透明な状況に変化はなく、その後は方向感に欠ける相場展開となっている。

 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>の下げが目立つ他、武田薬<4502>、ヤフー<4689>なども軟調。三菱UFJ<8306>などメガバンク、東京電力HD<9501>、村田製作所<6981>などが相対的に堅調に推移。セクター別では、電気ガス、保険、不動産などが上昇、鉱業や石油石炭、情報通信などが弱い。
《US》

 提供:フィスコ

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