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【材料】<動意株・11日>(前引け)=シルバーライフ、ビューティガレージ、ピクセルカンパニーズ

シルバライフ <日足> 「株探」多機能チャートより
 シルバーライフ<9262>=急反発。同社が10日の取引終了後に発表した第1四半期(8~10月)単独決算が、売上高19億400万円(前年同期比27.0%増)、営業利益2億200万円(同69.2%増)、純利益1億4100万円(同83.3%増)と7割近い営業増益となったことが好感されている。引き続きFC加盟店の積極的な開発を行ったことで、主力のFC加盟店事業が好調に推移。また、介護報酬削減の影響で民間配食業者への効率的な食材販売サービスへの需要が高まっていることを背景に高齢者施設向けの食材販売も伸長し業績向上に貢献した。

 ビューティガレージ<3180>=反発。同社が10日の取引終了後に発表した第2四半期累計(5~10月)連結決算は、売上高64億7300万円(前年同期比20.4%増)、営業利益2億1500万円(同5.8%減)、純利益1億2500万円(同36.8%減)と営業減益となり、これを受けて株価は朝安でスタートしたが、8~10月期営業利益は8.7%増益となっており、徐々にこれを評価する動きが強まり切り返している。上期は、物販事業で新ECサイトの不具合もありPB機器の販売が伸び悩んだことや為替相場が円安に推移した影響で売上総利益率が低下。また、新ECサイトに対する投資費用がかさんだことに加えて、海外拠点における投資が先行したことなども利益を圧迫した。ただ、8~10月期はEC売り上げの堅調な推移なども寄与し、やや改善に向かった。 

 ピクセルカンパニーズ<2743>=6日ぶりに大幅反発。同社は10日取引終了後、マカオでレギュレーションの申請を行っていたカジノゲーミングマシン「RGX-1000 シリーズ」開発第1弾全4タイトルについて、監理部門から承認を取得したことを発表。これを受けマカオ内カジノ施設への設置・販売を行う計画で、業績拡大に対する思惑が膨らんでいる。株価は前週から急速に水準を切り下げて75日移動平均線を大きく下放れる形となっていたが、足もとは値ごろ感も働き買いを一気に呼び込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年12月11日 11時49分

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