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【材料】丹青社が急反落、19年1月期営業利益予想を下方修正

丹青社 <日足> 「株探」多機能チャートより
 丹青社<9743>が急反落している。前週末7日の取引終了後、19年1月期の連結業績予想について、営業利益を47億円から44億円(前期比4.1%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 良好な市場環境を背景に、商業その他施設事業やチェーンストア事業が堅調なことから、売上高は790億円から819億円(同9.0%増)へ上方修正したが、商業その他施設事業で収益性の低い大型案件が重なったこと、ならびに文化施設事業の売上高が予想を下回る見込みであることなどから利益を押し下げる見通し。なお、政策保有株式の縮減に伴い特別利益を計上することや、海外連結子会社の解散および清算決議に伴うマイナスの法人税等調整額を計上するため、純利益は32億3000万円から35億円(同8.7%増)へ上方修正しており、これに伴い期末配当を従来予想の17円から20円に引き上げ年間配当を37円(前期36円)とする予定だ。

 同時に発表した第3四半期累計(2~10月)決算は、売上高608億6300万円(前年同期比10.0%増)、営業利益34億2700万円(同0.7%増)、純利益28億3900万円(同21.7%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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