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【市況】<マ-ケット日報> 2018年12月7日

 7日の市場は日経平均が4日ぶりに反発。終値は前日比177円高の2万1678円でした。ファーウェイ問題を受けながらも下げ渋った米国株の動きを見て日本株は買い戻しが先行。直近3日間で1000円以上も下げていただけにリバウンド狙いの買いも入りやすかったようだ。中頃には一時だれる動きになったが、日銀のETF買い観測などで終盤は再度上げ幅を広げている。

 昨日の米国市場は米中関係の悪化を警戒してダウ平均が続落した。中国の通信大手ファーウェイの副社長を米国側が逮捕したことで、米中関係の悪化が一段と進むとの警戒から売りが殺到。1日の米中首脳会談で通商協議再開が決まった矢先の出来事だけにダウ平均の下げは一時785ドルまで達していた。もっとも、米利上げ休止観測が終盤に出て下げ幅を急速に縮めており短期的な底入れ感も出ている。

 さて、東京市場は昨日までに過度に売り過ぎた反動から日経平均が反発へ。ファーウェイ問題が起きながらも米国株が大きく下げ渋ったことで下値2万1500円辺りが目先の抵抗ゾーンとの見方も出てきている。今晩の米雇用統計の結果を受けてFRBが利上げを一時停止する方向にでも傾けば良いのだが、理事内で様々な意見が交錯しておりここは読み切れないところ。ただ、昨今の情勢から利上げはもう十分なところまで来ていると考えられ、引き締め過ぎは百害あって一利なしとなりそうだ。来週も米国株、米国情勢から目が離せない状況が続く。(ストック・データバンク 編集部)

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