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【通貨】外為サマリー:1ドル112円70銭台で一進一退、雇用統計を控え様子見

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円72銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場では米国の要請でカナダ当局が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の幹部を逮捕したことを受け、米中貿易摩擦の先行き懸念から、円が買われ、ドルが売られた。こうしたなか、ドルは一時112円23銭へ下落した。ただ、NYダウは引けにかけ急速に下げ幅を縮小しており、ドルも売り一巡後112円70銭前後へ値を戻した。

 この日の東京市場に移ってからは112円70銭台で一進一退。今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)後には米利上げが休止されるとの思惑が浮上している。ただ、この日は米11月雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1373ドル前後と同0.0050ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=128円20銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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