【市況】ETF売買動向＝5日寄り付き、日経レバの売買代金は336億円と活況

　5日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比132.5％増の592億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同136.5％増の564億円となっている。

　個別では純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が新高値。東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> 、ダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸ高配当４０指数 <1651> など6銘柄が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳＳ＆Ｐ三菱系企業群上場投信 <1670> が10.96％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が7.40％高、ＥＴＦＳ　総合上場投資信託 <1684> が5.39％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> は3.97％安、ラッセル野村小型コアインデックス連動型上場投信 <1312> は3.89％安、ＮＥＸＴ　Ｒ／Ｎファンダメンタル <1598> は3.74％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ日本株配当貴族 <2065> は3.70％安、ＮＥＸＴ　自動車・輸送機 <1622> は3.65％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が164円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金336億300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金241億500万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFでは日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が82億3300万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が69億8300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が20億1700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が19億3400万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が7億8500万円の売買代金となっている。

株探ニュース