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【材料】伊藤園は続落、運送費や人件費膨らみ第2四半期営業利益は9%減

伊藤園 <日足> 「株探」多機能チャートより
 伊藤園<2593>は続落している。3日の取引終了後に発表した第2四半期累計(5~10月)連結決算が、売上高2754億6800万円(前年同期比3.6%増)、営業利益132億1200万円(同8.9%減)、純利益86億9800万円(同5.9%減)と営業減益だったことが嫌気されている。

 「お~いお茶 新緑」が発売約3カ月で販売数量100万ケースを突破するなど「お~いお茶」をはじめとしてリーフ・ドリンク関連が伸長したほか、タリーズコーヒーの新規出店やブランド強化策が奏功し飲食関連事業も堅調に推移し増収を確保したが、運送費や人件費などの増加が利益を圧迫した。また、品質基準に達していない一部製品の廃棄費用や、7月の豪雨災害などに関連した費用を特別損失に計上したことも最終利益を押し下げた。

 なお、19年4月期通期業績予想は、売上高5078億円(前期比2.6%増)、営業利益230億円(同4.3%増)、純利益140億円(同11.5%増)の従来見通しを据え置いている。

 同時に、第1種優先株式の自社株買いを実施すると発表した。40万株(第1種優先株式の発行済み株数の1.20%)、または10億円としており、取得期間は12月6日から来年2月22日までとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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