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【経済】来年は亥(い)年、高値で「固まる」を期待、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

11/29付の「DailyOutlook」では、来年の干支について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『今年も残すところ、ほぼ1ヵ月となった。干支(えと、十干十二支)にまつわる相場格言の「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」が話題となる季節がやってきた。来年の干支は己亥(つちのとい)である』と伝えています。

続けて、日経平均株価の平均年間騰落率(1950~2017年)でみると、「固まる」というものの、亥年は16.2%、十二支中4番目で年間騰落は4勝1敗と良好であることを挙げ、『唯一負けの前回2007年は、前年までの大幅上昇に加えて、米国で顕在化したサブプライム(信用力の低い借り手向け)ローン問題が重石となった。今年戌年の年間騰落は、いろいろなリスク懸念で最後まで予断を許さない。しかし、来年亥年は、海外の米中摩擦や英EU離脱問題、国内の選挙や消費税増税などのリスク懸念が落ち着き、一方で祝賀ムードでの「改元」や「10連休」など、好材料を受けた株価上昇を期待したい』と分析しています。

さらに、『やや馴染みの薄い「いのしし」だが、イメージされる銘柄は、本社玄関前に猪像(幸運と子宝に因む)があるピジョン(7956)、「ウリボー」をグループ会社キャラクターに持つ三井住友(8316)、近縁の「豚」関連でアリアケ(2815)など食品株、「しし」つながりの西武HD(9024)など、本社所在地(猪之馬場町)でGSユアサ(6674)などがあげられる』とまとめています。

最後にレポートでは、『酉・戌・亥年の日経平均株価推移』を紹介しています。詳しくは11/29付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

 提供:フィスコ

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