【通貨】東京為替：ドル・円は112円60銭台で推移、株安一服でドル売り抑制も

20日午前の東京市場でドル・円は112円60銭台で推移。日経平均は160円安で推移しているが、株安は一服しつつある。株安を意識したリスク回避のドル売りは増えていないようだ。米国金利の先高観は後退しており、具体的なドル買い材料が提供されない場合、ドルの反発はある程度抑制されるとの見方は多いものの、アジア市場でドル・円が112円近辺まで下落することはほぼなくなったとの声が聞かれている。ここまでのドル・円は112円40銭から112円66銭で推移。
・ユーロ・円は、128円79銭から128円92銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1448ドルから1.1458ドルで推移

■今後のポイント
・APEC首脳宣言採択見送りでドル買い縮小の可能性
・114円台で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物（時間外取引）：高値57.44ドル　安値57.29ドル　直近値57.34ドル

《MK》

　提供：フィスコ