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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:平山やGA TECHが大幅反発

アクトコール <日足> 「株探」多機能チャートより

<6064> アクトコール 434 +17
大幅反発。不動産取引での不適切な会計処理に伴う過年度の決算短信等の訂正について、東証から求められていた改善報告書を提出したと発表。改善報告書では、経営トップの職責意識の不足や内部統制及びコーポレート・ガバナンスの機能不全などを原因に挙げ、再発防止に向け役員の職位自主返上とCFO選任、経営監視委員会の設置などを実施するとしている。改善報告書提出で売り材料が一服したとの見方から、買い戻された。


<7781> 平山 2668 +218
急伸。3万株(0.81億円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.71%。取得期間は19日から12月21日まで。資本効率の向上および機動的な資本政策の遂行を図るとともに、1株当たりの株主価値を高め、株主へ利益還元を充実させる。自社株買いに加え、前日までの続落で値頃感が高まっていることも投資資金の流入につながっているようだ。


<3900> クラウドW 1590 +92
反発。定款を一部変更し、事業目的を一部追加すると発表している。レンタルオフィス及びレンタルスペースの企画、賃貸、管理及び運営事業のほか、郵便物の受取、保管及び発送代理業務や電話応対代行業務、電話による事務連絡の取次サービス業を加える。また、社外取締役候補としてGunosy<6047>代表取締役の竹谷祐哉氏が選ばれており、業務提携などに対する思惑も買いにつながっているようだ。


<6545> IIF 753 +25
大幅に6日ぶり反発。「日本の人事部」HRカンファレンスで「仕事と介護の両立支援」に関する講演に登壇したと発表。突然の介護離職を防ぐため、自社サービス「わかるかいごBiz」を導入したみずほフィナンシャルグループ<8411>の事例を基に解説した。「日本の人事部」HRカンファレンスは、「人・組織・経営」について経営者、管理職、人事担当者が交流する日本最大のHRイベントで、厚労省と経産省が後援。


<2743> ピクセルCZ 347 +35
大幅に反発。同社と子会社が開発・製造したカジノ用ゲーミングマシン販売とピクセルカジノプラットフォームの利用で業務提携先のシンガポールChain Base(CB)と基本合意したと発表。子会社が開発・製造するカジノ用ゲーミングマシンをCBが購入、プラットフォーム利用者として参加する。CBはカジノ向けのブロックチェーンエコシステム「NEVULAプロジェクト」の事業化に取り組んでいる。


<4777> ガーラ 336 +17
大幅に3日続伸。子会社ガーラジャパンが運営するスマートフォンゲームアプリ「FOX-Flame Of Xenocide-」日本語版で、事前登録者数が10万人を突破したと発表。「FOX-Flame Of Xenocide-」はハードコア3DアクションRPG。事前登録キャンペーン開始から約1カ月で10万人の大台を超えており、ゲームの活況が業績に貢献するとの期待から買いが入ったようだ。


<3491> GA TECH 2626 +34
大幅に反発。子会社イタンジが提供するWEB内見予約システム「内見予約くん」の不動産仲介会社の登録店舗数が1万店舗を突破したと発表。全国の不動産仲介店舗(9万4057店舗)のうち、約1割の不動産仲介店舗が利用していることになるという。また、10月1日開示済みのイタンジの完全子会社化について、株式交換の手続きが完了し、16日付で全株式を取得したことを明らかにしている。

《DM》

 提供:フィスコ

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