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【市況】東京株式(前引け)=反発、NYダウ上昇受け広範囲に買い優勢

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 19日前引けの日経平均株価は前週末比75円12銭高の2万1755円46銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億5140万株、売買代金概算は1兆331億2000万円。値上がり銘柄数は1194、対して値下がり銘柄数は824、変わらずは89銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウが120ドル余りの上昇で続伸したことを受け目先不安心理が後退、主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。外国為替市場では1ドル=113円を割り込む円高方向に振れたことで、輸出株では自動車セクターなどは軟調な動きをみせたが、半導体関連株は調整一巡から買い戻しの動きが顕在化し、全体相場を支えた。中国・上海株などアジア株が総じて堅調な動きをみせたことも投資家のセンチメント改善につながっている。

 個別では任天堂<7974>が大商いで反発したほか、ソフトバンクグループ<9984>も売買活況のなか大きく切り返している。東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>など半導体関連も高い。宮越ホールディングス<6620>がストップ高、島精機製作所<6222>も値を飛ばした。ペッパーフードサービス<3053>も高い。半面、ファーストリテイリング<9983>が値を下げ、第一生命ホールディングス<8750>も軟調。静岡銀行<8355>が大幅安となるなど地銀株が安い。コロワイド<7616>、ペガサスミシン製造<6262>も売られた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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