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【特集】RIZAPグループが2日連続ストップ安ウリ気配、今期赤字転落の嫌気売り続く

 RIZAPグループ<2928>が前日に続き大量の売りを浴び2日連続ストップ安ウリ気配。14日の取引終了後、19年3月期の最終損益は70億円の赤字(前期は92億5000万円の黒字)になる見通しだと発表した。従来予想の159億4000万円の黒字から一転、赤字に転落する。この赤字転落が嫌気され、個人投資家からの売りが殺到している。この1~2年でグループ傘下入りした企業の業績低迷が響いている。積極的なM&Aの実施による経営拡大路線は今後、抜本的な見直しが求められる見通しであり、ビジネスモデルの再構築が迫られている。市場では、RIZAPグループの株価がどこで下げ止まるかが関心を集めている。

 一方、MRKホールディングス<9980>、ワンダーコーポレーション<3344>、HAPiNS<7577>といった一部RIZAPグループ企業の株価は急反発している。前日は急落したものの、この日は今後のグループ再編に向けた思惑も膨らんでいるようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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