【市況】15日の株式相場見通し=材料不足で買い手控え姿勢、連日の米株安も重荷に
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
14日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比205.99ドル安の2万5080.50ドルと4日続落した。朝方はリバウンド狙いの買いが入り、NYダウは200ドル強の上昇で始まった。ただ、中国景気などへの不安感は強く、買い一巡後は下げに転じ一時、350ドル超の下落となる場面があった。アナリストの目標株価引き下げを受けアップルが安く、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックスが値を下げた。JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスも安い。マイクロソフトやシスコシステムズも軟調だった。半面、ダウ・デュポンやベライゾン・コミュニケーションズ、ディズニーが高い。原油価格の反発を受けシェブロンも値を上げた。ナスダック総合株価指数は、同64.482ポイント安の7136.393と反落した。
日程面では、10月の首都圏新規マンション発売に注目。海外では、東アジア首脳会議、米10月の小売売上高・輸出入物価指数、欧州10月の新車販売が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)