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【通貨】11月14日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 
 14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円01銭から113円30銭まで下落して113円55銭で引けた。

米連邦公開市場委員会(FOMC)が注視している米国の10月消費者物価コア指数が予想外に9月から低下したことを受けて利上げペースが鈍化するとの思惑にドル買いが後退。また、英国の離脱を巡る警戒感や株安を嫌ったリスク回避の円買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1348ドルまで上昇後、1.1276ドルへ反落し、1.1340ドルまで戻して引けた。

英国の欧州連合(EU)離脱を巡る思惑に乱高下。

ユーロ・円は、129円23銭まで上昇後、128円13銭まで反落。

ポンド・ドルは、1.2882ドルまで下落後、1.3072ドルまで上昇した。メイ首相がEUと合意した離脱協定案を、閣議が審議。最終的に承認されたとの報道が好感されポンド買いが加速した。一時、不承認の思惑が強まったほか、与党が首相の不信任案決議案を提示するとの報道が嫌気されポンドが急落する局面もあった。

ドル・スイスは、1.0104フランから1.0042フランまで下落した。



  【経済指標】・米・10月消費者物価指数(CPI):前年比+2.5%(予想:+2.5%、9月:+2.3%)・米・10月消費者物価コア指数:前年比+2.1%(予想:+2.2%、9月:+2.2%)・米・10月消費者物価指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、9月:+0.1%)・米・10月消費者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、9月:+0.1%)

《KY》

 提供:フィスコ

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