【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … Ｖテク、タカラトミー、朝日インテク　(11月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の11月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ベネフィＪ <3934>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比27.1％増の4.2億円に伸び、通期計画の8.3億円に対する進捗率は50.4％に達し、さらに前年同期の44.9％も上回った。

★No.2　マイネット <3928>
　18年12月期の連結最終損益を従来予想の34.5億円の赤字→32.2億円の赤字(前期は0.1億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

★No.3　東京精 <7729>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の175億円→189億円(前期は173億円)に8.0％上方修正し、増益率が1.1％増→9.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3934> ベネフィＪ 　　東１ 　 +20.39 　 11/13　　上期　　　 27.11
<3928> マイネット 　　東１ 　 +16.83 　 11/13　　　3Q　　　　赤転
<7729> 東京精 　　　　東１ 　 +12.55 　 11/13　　上期　　　 19.07
<6538> キャリインデ 　東１ 　 +11.30 　 11/13　　上期　　　 28.09
<7780> メニコン 　　　東１　　 +8.90 　 11/13　　上期　　　-10.97

<7190> マーキュリア 　東１　　 +8.67 　 11/13　　　3Q　　　　3.70
<7198> アルヒ 　　　　東１　　 +8.59 　 11/13　　上期　　　　0.89
<7747> 朝日インテク 　東１　　 +8.47 　 11/13　　　1Q　　　 13.08
<3445> ＲＳテクノ 　　東１　　 +7.58 　 11/13　　　3Q　　　 90.40
<7717> Ｖテク 　　　　東１　　 +6.83 　 11/13　　上期　　　144.52

<5912> ＯＳＪＢＨＤ 　東１　　 +6.09 　 11/13　　上期　　　108.69
<3877> 中越パ 　　　　東１　　 +5.37 　 11/13　　上期　　　　赤拡
<6571> ＱＢＮＨＤ 　　東１　　 +5.17 　 11/13　　　1Q　　　-18.43
<7561> ハークスレイ 　東１　　 +3.74 　 11/13　　上期　　　 32.16
<6850> チノー 　　　　東１　　 +2.90 　 11/13　　上期　　　 90.06

<7867> タカラトミー 　東１　　 +2.70 　 11/13　　上期　　　 14.39
<6238> フリュー 　　　東１　　 +1.71 　 11/13　　上期　　　 35.95
<8600> トモニＨＤ 　　東１　　 +1.54 　 11/13　　上期　　　　0.70
<7161> じもとＨＤ 　　東１　　 +1.30 　 11/13　　上期　　　 17.18
<6459> 大和冷 　　　　東１　　 +1.18 　 11/13　　　3Q　　　　4.78

<7173> 東京きらぼし 　東１　　 +1.12 　 11/13　　上期　　　-53.05
<4633> サカタＩＮＸ 　東１　　 +0.59 　 11/13　　　3Q　　　-39.65
<3611> マツオカ 　　　東１　　 +0.57 　 11/13　　上期　　　 -8.73
<7999> ＭＵＴＯＨ 　　東１　　 +0.48 　 11/13　　上期　　　119.12
<6059> ウチヤマＨＤ 　東１　　 +0.41 　 11/13　　上期　　　 -8.07

<6973> 協栄産 　　　　東１　　 +0.17 　 11/13　　上期　　　 41.84

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース