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【材料】トヨタは反発、日米金利差によるドル高進行がフォローの風に

トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 トヨタ自動車<7203>は反発。前日は日経平均が一時800円近い暴落をみせるなか、主力輸出株セクターの象徴である同社株は大口の売りを浴びたが、きょうは一時132円高に買われ、前日の下げ分の5分の4戻しを達成した。米長期金利上昇に対する思惑が強まるなか、為替相場ではドル高が進行、1ドル=114円近辺で売り買いが交錯する状況で先行き円安に対する期待が漂っている。日米間の貿易摩擦問題は懸念要因としてくすぶるが、輸出株のなかでも為替感応度の特に高い同社株にとって足もとはフォローの風が意識されている。同社の今期の通期想定為替レートは1ドル=110円に修正されたが、実勢はそこからさらに4円近く円安に振れており、収益面でのメリットが期待される。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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