【市況】昨日下ひげ受けて強含み、一目均衡表は売り手優位/日経225・本日の想定レンジ
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
[本日の想定レンジ]
13日の米国市場では、NYダウが100.69ドル安の25286.49と下げたが、ナスダック総合指数が0.01pt高の7200.88、シカゴ日経225先物が大阪比10円高の21770円とわずかに上昇。本日の日経平均は前日にローソク足に長い下ひげが出現したことを受けて強含みが予想される。ただ、25日線など主要な移動平均線は下向きで推移しているため、値戻しの勢いは鈍そうだ。一目均衡表では、基準線と転換線がともに下向き。遅行線は株価を大幅に下回って弱気シグナルが鮮明になっており、売り手優位を強く示唆している。ボリンジャーバンドでは昨日、ザラ場で一時-1σを下回った後、中心線のやや下まで戻した。終値ベースで中心線の水準を回復できれば、15日以降の反転に道が開けることになる。
[予想レンジ]上限22000円-下限21700円
《SK》
提供:フィスコ