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【市況】東京株式(大引け)=236円安、アジア株安など背景に利益確定売り優勢

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 9日の東京株式市場は売り優勢の展開。アジア株安などで強気心理が後退し、日経平均は前日に400円強上昇していたこともあって、利益確定の動きが強まった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比236円67銭安の2万2250円25銭と反落。東証1部の売買高概算は14億4729万株、売買代金概算は2兆5967億3000万円。値上がり銘柄数は1047、対して値下がり銘柄数は971、変わらずは94銘柄だった。

 きょうの東京市場は、週末要因も絡み主力株に利食い急ぎの動きが出た。前日の米国株市場ではNYダウが小幅プラスを確保したものの、ナスダック指数など他の主要指数はマイナスとなり、米長期金利の上昇も警戒されている。為替は日米金利差から一時1ドル=114円台に入るなど円安方向に振れたが、これを好感する動きは限定的だった。ここ下落の続く原油市況もリスク回避ムードを助長、石油株や資源関連株が売られた。取引時間中は中国や香港株をはじめアジア株式市場が総じて軟調で、中国向け売上比率の高い機械株などにも売りが出た。ただ中小型株は堅調な銘柄も多く、値上がり銘柄数が1000を超え、値下がりを上回った。オプションSQ算出に絡み売買代金は上乗せされたが、それでも2兆6000億円弱にとどまっている。

 個別では、ファーストリテイリング<9983>が軟調、任天堂<7974>も値を下げた。ファナック<6954>、昭和電工<4004>が大きく売られ、ニコン<7731>は大幅安。資生堂<4911>、武田薬品工業<4502>も安い。安川電機<6506>も売りに押された。富士石油<5017>、千代田化工建設<6366>が急落したほか、三井松島産業<1518>も下落。ネクソン<3659>が大幅安。アウトソーシング<2427>、曙ブレーキ工業<7238>、レーザーテック<6920>なども安い。

 半面、トヨタ自動車<7203>、キヤノン<7751>が底堅さを発揮。オリジン電気<6513>が一時ストップ高に買われる人気となり、セーレン<3569>も急騰。アイロムグループ<2372>、カドカワ<9468>も値を飛ばした。このほか太平洋セメント<5233>、ピーエス三菱<1871>なども物色人気を集めている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年11月09日 16時09分

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