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【通貨】仮想通貨取引所のセキュリティ格付け、最も安全性が高いのはクラケン【フィスコ・ビットコインニュース】


ロシアのサイバーセキュリティ関連企業であるグループIBが、仮想通貨取引所のセキュリティについて、保険リスク査定のために実施した格付けを発表したことが6日付の海外メディアの報道により明らかとなった。この格付けによれば最も安全性が高いと査定された取引所はクラケンで、反対に最もリスクが高い水準となった取引所にはOKEx、フォビ・プロ、コインチェックなどが含まれている。

グループIBはITプラットフォームのCryptoInsと共同で、主要な仮想通貨取引所で保有する資金に対する保険料を算出することを目的に評価システムを開発したという。この新しい仮想通貨保険のポリシーでは、仮想通貨取引所のソフトウェアへのサイバー攻撃や、盗難、詐欺、また取引所本体の違法行為などによる損失が補償対象に含まれている。

また、この評価システムで基準とされるのは、技術的なセキュリティレベル、秘密鍵保管などの信頼性、パスワード、各取引所が提供する顧客の個人情報などの他に、個人のリスク管理システムの質や、本人確認(KYC)やアンチマネーロンダリング(AML)への対応などを考慮するようだ。

同評価システムでは仮想通貨取引所をリスク順に4つのカテゴリに分類し、第1グループを最も安全とみなし、第4グループを最も安全性が低いとしている。この分類によれば、最も安全な第1グループには保険料が最安の1.25%であるクラケン、第2グループには保険料1.5%のビットトレックスとコインベースがランクインしている。

また、バイナンス、ビットフィネックス、ビットメックス、ポロ二エックスやローカルビットコインズなどは1.9%の手数料が割り当てられており、この評価に該当する取引所が最多となった。このほか、最も安全性が低いと評価された取引所はヨービットであり、公開される直前にリストから削除されたもようだ。

《HH》

 提供:フィスコ

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