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【材料】リネットジャパングループ---三重県名張市・熊本県菊陽町と連携、使用済パソコン・小型家電を回収・リサイクル

リネットJ <日足> 「株探」多機能チャートより

リネットジャパングループ<3556>は1日、子会社のリネットジャパン(本社:愛知県名古屋市)が三重県名張市・熊本県菊陽町と協定を締結し、自治体公認の宅配便を活用した使用済パソコン・小型家電の回収を開始すると発表。

今回の協定締結により連携する自治体は175まで拡大。人口の少ない市町村においても、都市部と同様に宅配回収サービスの提供が可能となる。また、連携する自治体の住人は、宅配便回収を優遇料金で利用できる。

小型家電にはレアメタル等の有用な金属が多く含まれているが、有効に活用されることなく埋め立て処理、海外で不適正に処理されてきた。特にパソコンはリサイクルリサイクルを重点的に行うべき製品と位置付けられている。(排出量に対する回収率は5%程度、経産省調査によれば、約47%の不要なパソコンが家庭に退蔵とされている。)

こういった背景から2013年4月「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(小型家電リサイクル法)」が施行、同社は全国エリアを対象とする同法の再資源化事業計画の認定を受けた初めての事業者である。

宅配便回収によって、適正ルートでの回収が促進され、社会問題となっている無許可業者への排出の抑制やごみ減量、再資源化等に寄与できるとしている。

《SF》

 提供:フィスコ

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