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【材料】エバラ食品工業---2Qは利益面を重視した販売活動により大幅増益を達成

エバラ食品 <日足> 「株探」多機能チャートより

エバラ食品工業<2819>は31日、2019年3月期第2四半期(18年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比0.6%増の257.61億円だったが、営業利益は同74.5%増の11.51億円、経常利益は同70.4%増の12.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同78.6%増の8.05億円と大幅増益を達成した。また、同社は9月30日を基準日とする剰余金の配当(中間配当)について、1株当たり前年同期比1円増配し15円とすると発表した。

売上高は、1プチっと1人前の「プチっと調味料」としてラインアップされる『プチッとごはんズ』や『プチッと鍋』の貢献に加え、業務用商品を中心とした海外事業の業績寄与、顧客ニーズを効果的に取り込んだ物流事業及びその他事業の売上伸長が増収に貢献した。
利益面では、『黄金の味』が、売上こそ前年同期実績を下回ったものの、価値訴求を軸とした販売活動が利益に大きく貢献し、大幅増益となった。

2019年3月期通期については、売上高は前期比3.6%増の522.11億円、営業利益は同42.2%増の20.91億円、経常利益は同40.7%増の21.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.7%増の13.94億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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