市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:1ドル112円30銭近辺に軟化、NYダウ先物安や米金利低下が重荷

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=112円30銭前後と、前日午後5時時点に比べ40銭強のドル安・円高となっている。

 欧州時間のドル円相場は午後4時過ぎに112円30銭近辺まで下落し、その後も戻りの鈍い展開となっている。日経平均株価や中国・上海総合指数が大幅安となったほか、時間外取引ではNYダウ先物が値を下げており、投資家はリスク回避姿勢を強めている様子。また、時間外の米10年債利回りが3.15%台に低下していることもドルの重荷となっているようだ。一方、イタリアの財政問題やブレグジット(英国のEU離脱)に絡む政局リスクなどから、ユーロは対ドルや対円で軟調地合いが続いている。

 ユーロは対円で1ユーロ=128円79銭前後と同1円20銭強のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1465ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均