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【市況】東京株式(寄り付き)=続落、米株の上値重く地政学リスクも意識

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 22日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前週末日比157円安の2万2374円と続落。

 前週末の米国株市場ではNYダウが反発したものの上値が重く、ナスダック指数やフィラデルフィア半導体株指数が下げるなどハイテク株中心に売り圧力も意識された。これを受けて東京市場も売り先行。トランプ米大統領が旧ソ連との間で結んだ中距離核戦力廃棄条約を破棄する意向を表明したことも地政学リスクとして影響している。今週から国内企業の4~9月期決算発表ウイークに突入することで、個別企業によって明暗を分ける展開が予想される。好業績に対する期待は大きいが、一方で市場コンセンサスに届かない銘柄への売りなど、貿易摩擦の問題なども絡めガイダンスリスクも警戒される。また、上海株式市場の動向にも引き続き注目が高まりそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、値上がりは鉱業、水産、食料品など5業種にとどまっている。一方、値下がりで目立つのはその他製品、電気機器、石油、ゴム製品など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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