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【通貨】外為サマリー:1ドル112円70銭前後へ上昇、中国の為替操作国認定なく安心感

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円67銭前後と前日午後5時時点に比べ40銭強のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、9月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表され、多くの参加者が追加利上げに対して前向きな判断をしていたことが明らかになり、米長期金利が上昇し、ドル買い・円売りが進行した。こうしたなか、ドルは112円60銭台へ上昇した。

 米財務省は日本時間の朝に為替報告書を発表。中国の為替操作国認定は見送った。市場では、米国の為替報告書に対する警戒感が出ていただけに、市場には安心感が浮上し、午前7時過ぎに112円71銭まで上昇した。午前9時40分過ぎに再度112円70銭台まで上昇したが、113円に接近するとともに利益確定売りが出ている様子だ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1501ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=129円58銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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