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【通貨】今日の為替市場ポイント:米国株高を意識してドル買い継続の可能性

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

16日のドル・円相場は、東京市場では111円73銭から112円17銭まで反発。欧米市場でドルは112円00銭から112円34銭まで上昇し、112円25銭で取引を終えた。

本日17日のドル・円は、112円台で推移か。米国株高を意識してリスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性がある。

16日の米国株式市場では、主要企業が発表した決算内容が良好だったことや、9月米鉱工業生産や8月JOLT求人件数が堅調だったことから、主要株価指数は大幅高となった。外為市場では株高を意識して主要通貨に対する円売りが活発となった。ただ、トランプ米大統領が「米連邦準備制度理事会(FRB)は最大の脅威」と述べたことや利上げペースが速すぎるとの見方を示したことから、株高でも米長期債利回りは上げ渋った。

トランプ大統領はFRBの金融政策(利上げ継続の方針)を執拗に批判していることから、一部で2019年の金利見通しを修正する動きが出ているようだ。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の値動きをベースに算出する「FedWatch」によると、16日時点で12月の追加利上げ確率は77%程度とされている。市場関係者の大半は12月に追加利上げが行なわれると想定しているが、一部の市場関係者は「確定的と言えるほどではない」と指摘しており、政治・経済の分野で予期せぬ動きがあった場合、12月利上げの可能性は大幅に低下することもあり得る。

《CS》

 提供:フィスコ

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