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【通貨】バークレイズ、仮想通貨取引プロジェクトを休止か【フィスコ・ビットコインニュース】


英銀行大手バークレイズが仮想通貨取引に関するプロジェクトを休止したことが関係者2名による話として15日付でファイナンシャル・ニュースが報道した。

報道によると、同行は2018年のはじめに、仮想通貨取引事業への参入形態を検討する為、プロジェクトのチームを結成。クリス・タイラー氏がリーダーを務め、仮想通貨が長期的な資産クラスとなり得る可能性、顧客の需要、必要なITインフラについて調査を行っていたという。しかし、同プロジェクトが「棚上げ」されることが決定され、9月にタイラー氏が退職したと伝えている。

大手金融機関による仮想通貨事業への参入報道としては、この他ゴールドマンサックスがあげられる。同社については、2017年12月にトレーディングデスクの開設を計画していることが報道された。2018年9月には不透明な規制環境を理由に計画が見送りになったことがビジネスインサイダー誌によって報じられたものの、その後同月に同社のR・マーティン・チャベス最高財務責任者(CFO)が米国で開催されたイベントにて報道内容を否定。トレーディングデスクの開設計画については、長期的に検討を続けることを伝えた。

また、5月にはJPモルガン・チェースの仮想通貨戦略部門が創設され、トップにオリバー・ハリス氏が就任したことがファイナンシャル・ニュースによって報道された。同社は、仮想通貨のカストディ(資産管理)サービスと同社の決済ビジネスへのブロックチェーンの導入方法を検討すると伝えられた。

《MT》

 提供:フィスコ

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