【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ドトル日レス、メディアドゥ、レナウン　(10月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月12日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＨＩＯＫＩ <6866>
　18年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比30.5％増の26.8億円に拡大し、通期計画の32.2億円に対する進捗率は83.4％に達し、5年平均の74.8％も上回った。

★No.2　セラク <6199>
　18年8月期の連結経常利益は前の期非連結比3.3％減の5.2億円になったが、19年8月期は前期比37.1％増の7.2億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　中本パックス <7811>
　19年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比13.0％増の9.2億円に伸び、従来の4.4％減益予想から一転して増益で着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東１ 　 +13.67 　 10/15　　　3Q　　　 30.54
<6199> セラク 　　　　東１　　 +8.39 　 10/15　本決算　　　 37.14
<7811> 中本パックス 　東１　　 +5.97 　 10/15　　上期　　　 12.99
<3678> メディアドゥ 　東１　　 +2.72 　 10/15　　上期　　　 32.18
<3087> ドトル日レス 　東１　　 +1.75 　 10/15　　上期　　　 -7.36

<3606> レナウン 　　　東１　　 +0.84 　 10/15　　上期　　　　赤拡
<9979> 大庄 　　　　　東１　　 +0.12 　 10/15　本決算　　　141.73

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース