【市況】ETF売買動向＝16日大引け、全銘柄の合計売買代金2861億円

　16日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比21.9％減の2861億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同20.2％減の2749億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ日経中小型 <1493> 、ＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> が新安値。

　そのほか目立った値動きでは純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が4.91％高、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> が3.08％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　アジア太平洋株 <1390> は4.42％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> は3.53％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が277円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2050億600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均2466億7500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が295億8200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が95億6200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が93億4100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が68億1200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が31億7900万円の売買代金となった。

株探ニュース