市場ニュース

戻る
 

【市況】政治と株価の関係~投資の学校(高井ひろえ)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「投資の学校の気になるレポート」です。投資の学校プレミアムの特別講師である戸松信博先生のコラムについて興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

さて、本日ご紹介するコラムでは、戸松先生が『政治と株価の関係』という記事で、日本株の直近の相場の振り返りと今後の展望ついて話しています。

まず戸松先生は最近の日経平均について振り返っています。『先週の日経平均は水曜以外全て上昇し、うち3日は上げ幅が200円超になるなどし、週間788円高で終値を節目の23,000円台に乗せた』と説明しています。

『特にメジャーSQにあたる14日(金)には、日経平均は大きく窓をあけて23,000円を超えて寄り付くと、終値までに一段高し、陽線で高値引けする強さでした』と伝えます。この9月のメジャーSQは特に注目すべきポイントで、『年終盤の大幅高の起点となることが多く、今回においても、戸松先生が想定してきた年末大幅高の実現を予感させる』と話します。『安倍政権が誕生した12年後半以降、9月SQ~年末までの日経平均上昇率は、順に13.5%、13.1%、9.4%、4.2%、18.1%、12.1%となってきた』といいます。

『直近2年は、日本企業が過去最高利益を連続更新したことで、通期上方修正が相次いだものだった』とのこと。『今年もその予感は十分』であり、『足元の日経平均一株あたり予想利益額は1740円ほどになり、過去最高を更新している』といいます。『利益は過去最高なのに、日経平均は過去最高値まで68.5%も上昇余地を残します。足元で円安ともなっていることから、今後一段と予想額は増額されて行くでしょう』と伝えています。

最後に、『日本市場に影響を及ぼしそうなニュース、例えば今週末の自民党総裁選などには、引き続きしっかりと注目して戦略をもって相場に臨んでいきましょう』と話しています。

なお、自民党総裁選についてですが、各種メディアによる党員・党友の投票傾向に関する電話調査の結果、安倍氏が優勢との声の多さが窺えます。このことからも、「安倍再選確実」との見方が強まっていますが、仮に安倍氏が勝利した場合も、どのように政権運営を行っていくかを注視する必要がありそうです。

上記の記事の詳細コメントは、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスが運営している「投資の学校プレミアム」の9月18日付のコラムである『政治と株価の関係』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

高井ひろえの「気になるレポート」は各種レポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ

《HT》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均