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【市況】後場の日経平均は0.20円安でスタートするも、寄り付き後はプラス転換/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 23940.06 (-0.20)
TOPIX  : 1810.46 (-11.98)

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比0.20円安の23940.06円と前引け(23953.98円)とほぼ同水準で取引を開始した。日経平均は配当権利落ち分を吸収し、前引けにかけてプラスに切り返した。米利上げ期待から1ドル=112円90銭台と前日比円安で推移していることや、アジア株が堅調であることが投資家心理を上向きにさせている。ただ、日米首脳会談やFOMC結果発表を控え、利益確定の動きがみられており、足元では小高い水準でこう着となっている。

 セクター別では、その他金融や輸送用機器、銀行業が売られている一方で、石油・石炭製品、精密機器、水産・農林業は買われている。売買代金上位では、通商問題への懸念から自動車株が軟調であり、ホンダ<7267>やトヨタ自<7203>などが指数のマイナス寄与度上位となっている。また、三菱UFJ<8306>、東京エレクトロン<8035>が下落している反面、ソニー<6758>や武田薬品<4502>、東海カーボン<5301>は上昇。
《HH》

 提供:フィスコ

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