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【通貨】外為サマリー:1ドル112円30銭前後で推移、自民党総裁選など注目も

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円28銭前後と前日午後5時時点に比べ4銭程度のドル安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、中国の李克強首相が人民元の切り下げを否定し、対話による貿易摩擦の解決を呼び掛けたことで、新興国通貨に対してドルが下落。ただ、米長期金利が一時、3.09%と約4カ月ぶりの水準に上昇したこともあり、円の上値は限定的。ドルは一時112円15銭へ下落したが、その後112円20銭台へ戻した。

 この日の東京市場に移ってからは午前9時過ぎに112円33銭まで上昇したが、その後は一進一退。きょうは自民党の総裁選が行われる。安倍首相(総裁)の3選は確実視されているが、同首相の得票率などが市場の関心を集めている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1680ドル前後と同0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=131円16銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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