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【通貨】外為サマリー:1ドル112円30銭台で推移、日銀総裁会見には反応薄

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=112円31銭前後と、前日午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安となっている。

 欧州時間のドル円相場は、米中貿易摩擦に対する過度な懸念が後退していることを背景に堅調推移。中国・上海総合株価指数が続伸し、時間外取引で米10年債の利回りが3.05%台と高水準を維持していることがドルの支援材料となっている。なお、夕方に行われた日銀の黒田総裁の会見については特に材料視されず、ドル円相場の反応は限定的。安倍首相が前週末14日に開かれた自民党総裁選の討論会で金融緩和の出口に言及したことに関して、黒田総裁は具体的なコメントを控えた。

 ユーロは対円で1ユーロ=131円37銭前後と同60銭弱のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1700ドル前後と同0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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