三井不 <日足> 「株探」多機能チャートより
三井不動産<
8801>、三菱地所<
8802>がいずれも大きく買われ底値離脱の動きをみせている。日経平均の急上昇を背景に、これまで出遅れていたセクターにも広範囲に物色の矛先が向かっている。TATERU<
1435>の融資資料改ざん問題で不動産への銀行の締め付けが厳しくなるとの思惑から売られていた不動産株もその一角で、値ごろ感からの実需買いに加え空売りの買い戻しも誘発している。都心のオフィスビルは空前の活況となっており、2019年完成予定のビルについてはほぼ満床状態に近く、20年完成のビルに営業対象が移行している状況といわれている。両銘柄とも足もと良好な収益実態面を見直す動きが顕在化している。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)