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【材料】タカラバイオは3日続伸、韓国・東亜STに対し腫瘍溶解性ウイルスの同国における開発・販売ライセンスを供与

タカラバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
 タカラバイオ<4974>は3日続伸。同社が商業化を進める腫瘍溶解性ウイルスCanerpaturev(以下「C-REV」、旧称「HF10」)に関し、韓国の東亜STに対して大韓民国における独占的開発および販売を許諾するライセンス契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 同契約により、東亜STは今後、韓国でC-REVの臨床開発を独占的に進めることになり、製造販売承認の取得後はC-REVを同国内で独占的に販売することになる。これに伴い、タカラバイオは東亜STから契約一時金および開発進捗に応じたマイルストーン達成金を受領するほか、上市後は、東亜STに製剤を有償で供給し、売上高目標達成金ならびにランニングロイヤルティーを受け取ることになる。なお、契約一時金および各達成金は合計で最大約3億円となる予定だが、19年3月期業績への影響は軽微としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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