【市況】東京株式(前引け)=売買代金低調も朝安後は一貫して戻り足に
日経平均 <1分足> 売買代金 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は、朝方日経平均が安く始まったもののその後は戻り足となり、一貫して下げ幅を縮小する展開となった。前場はほぼ高値引けとなったがプラス転換には届かなかった。米長期金利の低下を背景に外国為替市場で一時1ドル=109円台に円高が進み、これが主力株中心に買い手控え要因となった。日経平均の下げは小幅ながら全体の7割の銘柄が下落、売買代金は8000億円と低調が際立っている。
個別ではファーストリテイリング<9983>が買い優勢、東海カーボン<5301>も上昇した。任天堂<7974>が上値追い継続、新日鉄住金<5401>も堅調。オープンドア<3926>が値を飛ばし、インターネットイニシアティブ<3774>、レーザーテック<6920>も買われた。半面、トヨタ自動車<7203>が冴えず、三菱商事<8058>も軟調。ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も値を下げた。ウィルグループ<6089>が急落、山一電機<6941>、シークス<7613>も安い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)