【市況】東京株式(前引け)=買い気盛り上がらず反落、上海株横目に後半下げ渋る
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は寄り付きに売り買い交錯で始まった後、日経平均は下げ幅を広げた。一時120円安程度下げる場面があったが、前場後半は下げ渋る展開となった。遅れて取引が開始される上海株市場が底堅い動きをみせたことを横目に空売り筋の買い戻しを誘発し全体を押し上げた。ただ、実需の買い意欲は盛り上がらず、前場はマイナス圏で着地している。売買代金は前引け時点で8000億円を下回るなど低調。
個別では任天堂<7974>が大商いをこなして買われたほか、ファーストリテイリング<9983>も高い。オープンハウス<3288>が値を飛ばしたほか、ネオス<3627>、エムアップ<3661>も上昇した。セレス<3696>も上値を追った。半面、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>が大幅安、東京エレクトロン<8035>、日本電産<6594>なども値を下げた。あい ホールディングス<3076>が大きく売られ、リンクアンドモチベーション<2170>も下落した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)