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【通貨】外為サマリー:1ドル110円40銭前後で推移、依然上値は重い展開

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円49銭前後と前週末午後5時時点に比べ20銭程度のドル安・円高で推移している。

 17日のニューヨーク市場では、米政府が追加の制裁措置の可能性を示唆したことで、トルコリラが再び下落した。これが、他の新興国にも波及し、世界経済にマイナス影響を及ぼすのではないかとの懸念が強まり、安全資産とされる円が買われ・ドルが売られた。こうしたなか、ドルは一時110円30銭台へ下落した。ただ、11月の米中首脳会談開催に向けて調整が行われている、との報道を受け110円65銭まで値を上げる場面があった。

 この日の東京市場に移ってからは110円40銭台の一進一退。新興国市場などへの不透明感が残り、上値は重い展開。110円後半に向けては売りが優勢となっており、依然、上値は重い展開が続いている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1433ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=126円32銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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