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【市況】NZドル週間見通し:弱含みか、小売売上高や貿易収支に注目


■やや強含み、米中貿易摩擦の緩和期待浮上

先週のNZドル・円はやや強含み。トルコリラなどの新興国通貨や米ドル高・人民元安の継続を受けて、週前半はリスク回避的なNZドル売りが優勢となった。しかしながら、「米中両国の事務レベル協議が22-23日に米国で開かれる見通し」と一部で報じられたことから、米中貿易摩擦の緩和期待が浮上し、17日のニューヨーク市場ではNZドル買い・円売りが優勢となった。取引レンジ:72円36銭-73円38銭。

■弱含みか、小売売上高や貿易収支に注目

今週のNZドル・円は弱含みか。NZ準備銀行(中央銀行)の政策金利据え置き長期化、トルコや中国の通貨、株価、経済の先行き不透明感が引き続きNZドルへの売り圧力になる。経済指標では4-6月期小売売上高と6月貿易収支が手掛かり材料になる。

○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
・22日:4-6月期小売売上高(1-3月期:前期比+0.1%)
・24日:6月貿易収支(5月:-1.13億NZドル)

予想レンジ:72円00銭-74円00銭

《MK》

 提供:フィスコ

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