【特集】<話題の焦点>=東京ゲームショウまであと1カ月、今年の話題は?
任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
今回のイベントを前に話題となっているのが、これまで不参加だった任天堂<7974>が出展予定社に名を連ねていることだ。同社が出展するのは、事前にアポイントを取ったビジネスデイ来場者だけが入場できるビジネスミーティングエリアで、これをきっかけとした新たなパートナーとの連携などが思惑視されている。一般参加者との接点は依然としてないものの、同社の姿勢の変化には注目しておきたい。
このほか関心を集めそうなのが、世界的に盛り上がりをみせるeスポーツだろう。TGS2018のテーマは「新たなステージ、開幕。」で、臨場感あふれるゲームを発見したり、ほかのスポーツ競技と同じようにeスポーツで競ったり応援しながら、ネットを通じて世界中の人と感動や興奮を共有することが掲げられている。
今年で7回目となるTGSのeスポーツ競技会は、「e-Sport X(クロス)」という2つの特設ステージに、それぞれ550席を設置する計画。ここでは、ソニー<6758>傘下のソニー・インタラクティブエンタテインメントが提供する「コール オブ デューティ ワールドウォー2」や、バンダイナムコホールディングス<7832>傘下のバンダイナムコエンターテインメントが運営する「鉄拳7」、カプコン<9697>の「ストリートファイターV アーケードエディション」、コナミホールディングス<9766>の「ウイニングイレブン2019」などでの対戦が予定されている。
また、ビジネスデイに行われる「TGSフォーラム2018」では、「eスポーツ、オリンピック正式競技に向けてのロードマップ~ゲーム業界が取り組むべき課題と対策」と題した講演などが企画されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)